ブタネーコドリのブログ

スポーツとボードゲームで人生を楽しくするブログ

バスケを辞めるか悩んでいる人へ、僕がバスケを辞めた理由

まずはじめに断っておきますが 

 

僕はバスケットが大好きな人を心からリスペクトしているつもりです。

 

真面目にバスケットに取り組んでいる人、

忙しい毎日の中でバスケットを楽しんでいる人を貶すようなつもりは一切ありません。 

 

バスケットの上手い人はドリブルもシュートもパスも本当にカッコイイです!

 

自分も彼らのように

プレイしたいと憧れていました。

 

あくまでここにあるのは僕の個人的な意見で

自分がバスケをしなくなった経緯が

バスケを続けるか悩んでいる方の役に

立てれば良いと思っております。

 

野球の嫌いな人、サッカーの嫌いな人の

ご意見も充分理解できますし、

 

好みなんて人それぞれで

他人が人に迷惑のかからない範囲で

好きでやっていることにケチをつけるのは

本当に程度の低い行為なのもわかっています。

 

 

僕は中学生の頃バスケットボール部に所属していました。超弱小校だったこともあり基本的には試合に出ることができていました。

 

現在週1.2程度ですがサッカー、フットサル、卓球、バドミントン、ボルダリングなどのスポーツをして体を動かしています。

 

ただバスケットは現在していません。

 

僕の場合バスケットをプレイすることを

断ち切ることができて自分が豊かになりました。

 

バスケット部だった中学生の頃も

このスポーツはつまらないと

感じてはいましたが試合に出してもらっていたこともあり惰性で続けていました。

 

成人してからも仕事の合間にしばらく週2、3のペースでシューティング、ゲームに参加していました。

 

雑誌などを読んだり上手い人のアドバイスを参考にしましたがほとんど上達しませんでした。

 

自分の努力の方向性、

練習の質が低かったせいだと思います。

 

しかし大人になってからレクリエーションレベルからでしたが、始めたサッカー、卓球はすごく面白く、上達も実感することができました。

 

 もう少し早く始めたかったなと感じることも多いです。

 

今はバスケットがつまらかったからこそ

 

成人してから始めたスポーツをより楽しめているのだと前向きに捉えるようにしています。

 

どのみち僕のようなひねくれ者は

中学生のうちに別の競技をしていたら

 

別の競技に恨みでもできているのでしょう。

 

ちゃんとしたコーチに基礎から教わることもできなかったのもバスケが面白くならなかった要因でもあると考えられます。

 

 

50メートル走は6秒前半で走ることができ、新体力測定では満点を取ることができますが

 

168センチと小柄で指先の感覚が鈍く距離感を測ることも苦手な私の身体的特徴では、

バスケットという競技には不適格でした。

 

しかし構造的な要因として野球、サッカー、卓球などに比べ、バスケットボールは活躍できるタイプの人間 がはじめからかなり限定されているのも事実だと思います。

 

まず言うまでもありませんが

 

選手の身長による有利、不利の差が他のスポーツに比べとても大きいです。

 

サッカーではハイボールの競り合いは大きいプレイヤーが有利だし、

 

バトミントンでも

大きい人の放つプレッシャーは強く

 

基本的にほとんどの競技において大きければより有利になり、小さいことのメリットはあまりないでしょう。

 

ただ身長の競技における傾斜配点がバスケットボールでは高すぎるのです。

 

バトミントンでは小さい人でもスマッシュは打てます。

 

サッカーでもヘディングはできます。

むしろ必須技術でしょう。

 

バスケでは小さいプレイヤーもポストプレー、インサイドへ向かってランニングシュートを打つことはありますが実際には成功率の低いプレイとなりあまり効果的ではありません。

 

そもそも背が小さければ選択できないプレーがとても多いです。

 

背の低い日本人バスケットプレイヤーでも田臥選手など

 

名選手は多くいます。

 

彼ほどのレベルでなくても身長の不利をスキルや身体能力、競技の理解度でカバーし、バスケットを楽しまれている方はアマチュアにも多くいらっしゃいます。

 

相当の努力をされてきたのでしょうしセンスもあったのでしょう。

 

好きなスポーツがありそれに夢中になれることは本当に素晴らしいことです。

 

日本代表に冨樫選手という小柄な167センチの現役のグッドプレーヤーがいますが

 

彼でさえも毎日のように

後10センチいや5センチだけでもあれば…

と考えてしまうそうです。

 

それでも自分と向き合いながら研鑽を積む彼を本当にリスペクトしています。

 

 

バスケットボールは

プレイヤー交代は自由ではあるものの

1チーム5人、狭いフィールドで守備も攻撃も全員で行うため

 

目立った弱点のあるプレイヤーの起用が難しいのではないかとも思います。

 

フィールドの大きい競技の方が欠点はあっても一芸に秀でたスペシャリストに陽が当たるのではないでしょうか。

 

自由度が高く正確な動作を行うことのできる

手で直接ボールに触れられる以上ゲームが陳腐化しないように

 

反則、ヴァイヴォレーションの種類がとても多いのもバスケットボールの特徴です。

 

不自由で不正確な足を使う反面ルールのかなり少ないサッカーと比べるとかなり対照的かと思います。

 

少し話は変わってしまいますが 

 

以前自分の趣味のボードゲームのゲームデザインをされている方のお話を伺いました。

 

基本的にゲームのルールは少ないほうが

面白くなりやすいそうです。

 

しかしルールが少なすぎたり制約が少なすぎてもゲームとして成立しなくなるそうです。

 

 ゲーム性とルールが調和して

ジレンマのあるゲームは面白いです。

 

仮に手を使う球技、脚を使う球技が

ゴールという終着地を

 

目指すボードゲームだったとします。

 

ルールが少ないが

不自由な足を使用するボードゲーム

 

ここからジレンマ、面白さが生じることは自分には想像しやすいのですが 

 

自由な手が使えるから

ルール、反則を多く規定する。

 

ここからジレンマは生じるのでしょうか?

 

生じやすいのはジレンマではなく

ストレスなのではないでしょうか?

 

もちろん手が使えるゲームが

全てつまらないはずがありません。

 

ルールが多いゲームが面白くなるためには

多くのルールが自分勝手にプレイヤーを制限するのではなく

 

ルールが相互に結びつき自然とプレイヤーをゲームの世界に案内できれば理想的でしょう。

 

メジャーなボードゲームだとカタンがそれに近いと思ってます。

 

 スポーツでは野球でしょうか。

 

 

ここまでロクにまとまってもいない駄文にお付き合いいただき本当にありがとうございました。

 

基本は

 

何が嫌いかより、何が好きがで自分を語れよ‼︎

ツギハギ漂流作家より

 

ですよね。

 

ブタネコドリ